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いよいよ6月14日(土)14:00から
  「奄美のノロのまつり-その2」と「奄美の泥染め(大島紬)」!


上映後のトークは、民映研の奄美作品の担当、伊藤碩男(みつお)さん!!

・・・民映研は一度に何本もの製作を同時進行していましたので、
演出(一般的には監督にあたるでしょうか)を分担。奄美や鹿児島、
先月の埼玉職人の技と祈りシリーズなどは、伊藤碩男さんが主な演出を担当。

 そして「奄美のノロのまつり」は1988年に製作。ここに至るストリーは十数年も
前から始まっていたのでした。

「奄美のノロのまつり」の演出を担当した伊藤碩男さんは昭和45年に加計呂麻島を
歩き※、初めてノロカナシに出会い、フユウンメという密やかな、おまつりをみる機会に
恵まれました。大変な感銘を受け、この時から映像記録に止める必要を感じ、土地の
人に映像記録の必要性を説き、いつかはきっと実現できると撮影の約束もしていた。
だが、なかなか具体化への道が探れず毎年の年賀状に、今年こそはと書くたびに、
だんだんせつなくなってくるのであった。

 そして17年後の昭和61年に、この「奄美のノロのまつり」の記録保存活動に参加
できることになり、土地の人への約束を果たすことができたのでした。


 ※あの観文研宮本常一さん発行「あるくみるきく」の奄美の島々特集(1972年発行)は
伊藤さんがページの多くを担当しています。
あるくカバー

 “あるくみるきく”は、テーマ別に再編集され農文協より発行されています。
民映研の映像と合わせて、『宮本常一とあるいた昭和の日本』シリーズ1作目
“奄美沖縄編”を、ぜひお手元にどうぞ。
  伊藤さんの文・写真を中心に貴重な記録がとどめられています~
農文あるく宮本カバー



★★★6月14日(土)14:00~

「奄美のノロのまつり-その2 大和村今里・名瀬市大熊-」
「奄美の泥染め」1989年31分



★★「奄美のノロのまつり-その2 大和村今里・名瀬市大熊-」
1988年/32分/鹿児島県大島郡大和村今里・名瀬市大熊

加計呂麻島のノロのまつりの続編。前年に記録した加計呂麻島と対応して見ると、
ノロ祭祀の全貌がより深くつかめる。

F062奄美ノロ02今里02  
F062奄美ノロ02今里01

 特筆すべき行事がそれぞれのまつりの前の晩に行われる。
ユーバントリモチという。晩ごはんを御馳走するという意味で、
カミンチュを主人が招いて、その強大な力を我が身にいただき、
家族にもいただく。この場合のカミンチュは、主人の姉か妹で、
主人の守護神である。奄美の精神生活の基層をなす
オナリガミ信仰の行事が、ノロのまつりの前夜に行われる。

F062奄美ノロ02今里05ノロとカミンチュ


★★「奄美の泥染め」
1989年31分/鹿児島県大島郡龍郷町・笠利町・名瀬市

~ 伝統的な衣食住には、地域の風土や歴史が色濃く反映し、
さらには地域性を超えた人間の資質の奥深さがにじみ出ている。
この映画は、奄美の泥染(大島紬の別称)の製作工程を記録すると
ともに、その奥深いものを少しでも明らかにしようとしたものである。 ~

 大島紬は、基本的には絹の平織りの織物だが、それが泥染と
よばれる技法で染められ、緻密なカスリ模様に仕上げられるところに
特色がある。タンニンを含んだテーチギ(シャリンバイ)の煮汁と
鉄分を含んだ、田の泥による染めの技法。奄美の泥染の名が、
大島紬の別称でもある所以である。


F068奄美泥染02

大島紬は緻密な絣織。縦糸、横糸に細かい、染めのない部分をつくり、
それを丹念に十字に組み合わせねながら緻密な絣模様をつくりあげます。
そのためには最初から糸を順序よくきちんと並べる“糸づくり”が肝心要なのです。

はえばた(延機)
F068奄美泥染09

糊づけ
F068奄美泥染08

しめばた(締機)
F068奄美泥染07

染め
F068奄美泥染01

仕上げ

F068奄美泥染05

F068奄美泥染04


糸づくりの人たちが丹精こめて染め上げ整えた泥染めのかすり糸。
織りこさんの元にくるまでは、早くて6カ月かかります。
最後に織りこさんが、ひと筋、ひと筋、丹念にかすりの柄を合わせ完成して
ゆきます。亜熱帯の島、奄美大島で生まれ育った繊細なかすり模様、
平織りのノロ、奄美の泥染め、奄美の島人の心根がここに込められています。


F068奄美泥染06


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アチックフォーラム
開場:13:30/上映 14:00~  会費:各1,500円
場所:民族文化映像研究所
  東京都中央区日本橋馬喰町2-5-12 小沢ビル6F
お問合せ:民映研・中川美帆
TEL 03-6661-7161
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民映研からのお知らせ
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