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アチック三人娘

2011/09/09 Fri 11:30

昔むかし、新宿一丁目に怪しい集会所がありました。週に一回、夕暮れときにぞろぞろと若者が参集していました。そこは、皆で集まり、映画観て、語り合い、酒を酌み交わし、笑い、喧嘩する場でした。
そこの集会所は「アチックフォーラム」と呼ばれ、常連の人々も大勢いる不思議な空間だったのです。
常連の中に、仲良しになった3人の女性がいました。三人娘は新潟県奥三面の民俗調査や植生調査などにも入ったりする仲間になりました。
現在の三人娘は、一人は新潟県魚沼郡辺りで、米作りに精を出し、ひとりは出版業界で活躍しています。
もう一人は、群馬県高崎で竹皮編み細工の職人になりました。
高崎はかしろ竹と呼ぶ白竹皮を使った細工の本場です。でした。
でしたとは、現在ではアチックの三人娘の一人だった、前島美江さんその人しか職人がいなくなってしまったからです。高崎の竹皮編みの材料は、群馬県では調達出来ません。かしろ竹は日本中でも稀な存在で、九州の八女でしか育成されていないからです。八女で取れた竹皮を八女で消費せずに、関東の高崎まで運んでいたのです。
その八女の竹薮が台風にやられてしまったり、育成者の高齢化後継者不足で、荒れてしまったのです。そこで2006年前島美江さんは「かぐやひめプロジェクト」を立ち上げ八女の竹薮の再生に尽力始めたのでした。
その活動とかしろ竹の歴史と製品の様々を追い掛けたロードムービー的映画が完成したのです。監督は、民映研所員だった青原さとし。映画「タケヤネの里」です。タケヤネとは、八女辺りで竹薮の事をそう呼ぶのです。

来る10/7金曜日、高崎市の高崎聖オーガスチン教会内ギャラリーで先行上映会が行われます。料金は2000円。ドリンック。生ビール付き!(NPO工房あかね 027-321-7020)
高崎上映会チラシ


アチックフォーラムに集いし若者たちは、様々に活躍しています。民映研の映画でつながった輪は意外と丈夫です。色々諍いも起こり易い場でしたが、みんなが大人になると、当たらず触らずの距離感の取り方上手になり、近よりもせず離れもせずの距離にいるのです。初期から中期のアチック仲間は、今はもうアチックを直接必要としていませんが、経験と共に近い所にいたりします。その延長線上の集まりが「タケヤネの里」上映会かも知れません。是非ご参集の程よろしくお願い申し上げます。

をはら筆


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