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(姫田蘭)

昨日1日、ポレポレ東中野にてドキュメンタリー「かすかな光へ」を観てきました。
(映画の日ということを知らなかった。結局1000円で観てしまった!)
僕が映画館に足を運ぶことは滅多にないのですが、これは観ておこうと思い出かけたのでした。
森康行監督によるこの作品は、御年93歳になられる教育者・大田堯さんを追った記録。
この作品が出来るまで僕は大田堯さんを存じ上げませんでしたが、いやはや凄い方がいらっしゃるなと感心。
自分の世界が狭いことを思い知らされます。

大田堯さんは東大を経て、都留文科大学などを歴任。教育史、教育哲学などの研究を、
現在も活発になされています。
映像では復員後の“民衆の学校”づくり、家永教科書裁判などと戦後日本を生き抜いた氏の活動を紹介。
興味深かったのは故郷での「青年学級」の活動。全編通して僕はこのシーケンスの話が一番惹かれました。
御年93歳の大田さん。わが父・姫田よりも10歳も年長であられます。しかし何百倍もお元気!
早朝、ご自宅周辺であろう路上を掃く姿をみて、僕はわが父を想い目頭が熱くなってしまいました。
この作品については、是非HPのほうでチェックしてみてください。
「かすかな光へ」公式HP




さて、なぜこの作品を知るようになったかというと、
「かすかな光へ」への音楽は林光さんが担当されているからです。
現在僕は実にコツコツと林光さんを追っかけ、映像を撮影しております。
林光さんと言えば日本を代表する作曲家。オーケストラや合唱曲以外にも、殊に映画音楽では非常に有名。
「今度ドキュメンタリー映画のために録音するから」との情報を得て、先日録音スタジオへ出かけました。
何度も書いておりますが、民映研では作品4「うつわ ~食器の文化」という作品で音楽をつけて頂いたこともあります。
「うつわ」は1975年の作品ですから、36年前になります。 『過去の記事」はこちら

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録音スタジオにて。録音をチェックする光さん。後ろに見えるのが監督の森康行さん。
とにかく多忙な光さん。この録音日周辺は、作曲と演奏本番をいくつも抱えていて、
正直僕も「え~、いつスコア書き上げたのですか!?」と驚いたくらいハードスケジュールの中での録音。

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広い録音スタジオで、指揮をして音楽を録音。そしてコントロール室に走って戻って録音をチェックする・・・
とても80歳とは思えない運動量でした。
「うつわ」の録音のとき、僕は小学生。なので記憶は遠い昔・・・
しかしこの「かすかな光へ」の録音を拝見させていただいて、「うぁ こうやって何十年も音楽活動続けてらしたのか!」と感動。
このデジタル時代にきわめてアナログな録音風景ですが、これぞまさしく本物の音楽の世界だ!と思わされました。
ストップウォッチを片手に持ち、指揮を振る光さん。「う~ん、ちょっと長いな・・・」と秒数を見て頷いたと思ったら、
「こことここをカット!」と指示して、思うタイムにあっという間に縮めてしまいました。

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休憩時間にビデオカメラを止めて、ちょっと記念撮影をさせてもらいました。
この日、僕がスタジオに着いたとき、光さんが「今日はAチームだから、しっかり撮ってよね」と言いました。
この写真が光さんのAチーム。すなわち録音最強軍団の演奏家たち。
左から寺島陸也、山田百子、(林光)、荒川洋、鈴木大介。




「かすかな光へ」の中で、戦後の「綴り方教育」が出てきました。
このことも僕には非常にヒットしてしまいました。
というのも、先週23日に山形県東根市に出かけ、そこで「綴り方教育」の素晴らしさに教えられたばかりだったからです。

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7月23日 山形県東根市にて、「国分一太郎生誕百年祭」。

こちらも林光追っかけプロジェクトの撮影。 教育者・児童文学者の国分一太郎さんの生誕百年を記念してのコンサート。
光さんはピアノと指揮を。
音楽の演奏の他に、国分さんを紹介するビデオ上映もありました。
会場ロビーには、国分さんの記録した「綴り方」なども展示されていて、僕は非常に興味を持ったのでした。

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大田堯さん、そしてこの国分一太郎さんという教育者を知る機会を得たことは、奇遇ではないのかもしれませんね。
全く僕が与り知らなかった世界が近づいて来た?のかな・・・などなど、自分では不思議に思えるご縁を感じつついます。



確かにここのところ多忙なのですが、ちゃんと民映研のお仕事もこなしております。
近年或る人が「民映研はマンパワー不足」と言い放し、悔しさに涙するときもありました。
でも、なんとかこの少ない人数で、姫田忠義はじめ、コツコツと頑張っております。
このひと月ばかりは激動の民映研でして、僕も心底クタクタになっておるのですが・・・
3、4日前にはとうとう胃が痛みだし、腰痛が出て…と倒れそう~と言いたいですが、
書いたように、93歳の大田堯さん、82歳の姫田、そして80歳の林光さんの働きを見ていると、
「くたびれたなどといってられんわ」とつぶやいてしまいます。

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一昨日7月31日。京都にて・・・

上の写真は一昨日のもの。
腰にコルセットして、京都まで日帰り往復。機材があるので当然車で。
さすがに疲れましたが、写真のように大勢の人たちの歌声に痺れ、感動。

毎年行われる「音楽教育の会」の全国大会に出かけてきました。
小中学校や幼稚園、保育園などの先生方の集い。
この日は1007名の参加者だと発表がありました。 ものすごい熱気でした。

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ここでも光さんはピアノを弾きます。 そこに1000人の人たちが歌いだします。
光さんは「おお、来たね!」と声をかけてくれます。
この日もご老人からパワーを頂く僕。
それで片道500キロの疲れは飛んでしまいます。

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