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上映すること

2011/05/07 Sat 12:32

 昨夜は、由井英監督と呑んだ。
 由井監督は、民映研に在籍した事のある人。川崎市宮前区が本拠地の、ささらプロダクションを運営。川崎から発信するドキュメンタリスト。
 東京都と横浜市に挟まれた川崎市は多摩川沿いに細長くあり、不思議な行政区である。両側から押し寄せる新しいモノと武蔵野の外れなのか、昔からあるもモノが密やかに混在している。混在と書いたが、決して混じり合っているのではない。それぞれが別々に知らん顔してそこにある。
 由井監督一作目は、関東に広く信仰されている「お犬さま」のお札を追いかけた映画「オオカミの護符」。御岳山神社が発行するお札にまつわる人々の暮らしを川崎から辿る。
 二作目は「現世の静寂に」。川崎市に点在し連綿とつづく「講」を巡る習俗の記録。この映画の特筆すべき事は、伊藤碩男キャメラマンと澤幡正範キャメラマンと私が揃って参加している事。久しぶりの組合せです。チーフはもちろん伊藤さんで、澤幡さんと私はメインイベントの復活市獅子舞の撮影で参加しました。
 民映研を下支えしていたのは、伊藤碩男キャメランの技術と人となり。これ無くしては、今の民映研は存在しなかったでしょうね。
 由井監督は新作を二本同時に進めている様子で、エネルギーが漲っていました。オオカミの護符も現世の静寂にも昔から伝わる人々の生業、姿を湛然に紡いだ作品。地域とか家族とか小さな人の単位の集合に暮らしがある世界。まったくグローバルではない世界。これはね、東日本震災大津波以後の日本人が求める何かのヒントになる事柄が詰まっていると思うんです。それは、民映研の昭和の作品にも当然写ってる。
 これらを、今上映しなければ駄目だ。今後いつ上映しても意味を見いだせる作品群ではありますが、映画の作り手として今上映活動しなくていつするんだっと話を、由井監督と呑みながらしました。
をはら筆
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民映研の日常
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