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三紐伐り顛末

2011/04/18 Mon 11:54

その13 
 目通り150Cmの巨木を伐り倒す際には、割れが起きないように倒す方向を見定めなければなりませんが、同時に搬出するルートの考慮しておかなければ、作業量が増えてしまいます。特に今回の材の用途は神社の鳥居かもしれませんので、その場合は普段以上に長い材のまま搬出するかもしれないからです。
 そして三紐伐り保存会の面々の検討の結果、山側を少し避けた谷との中間とでも言う場所に倒す事に決まりました。因に保存会では、「木を倒す」とは言いません。「木を寝かす」と表現するのです。
 寝かす方向が決まると、邪魔になる植林木を伐採します。植林木も一本一本商品ですから、出来るだけ余計な木は倒さずに済む方向も考えるのです。今回は30m先にある植林木を一本だけ除く事にして、チェーンソウで伐りました。また、地面に残る大きな株も直撃すると割れの切っ掛けとなるので、角を削り邪魔にならないように始末します。
 巨木は30度程の斜面に立っています。ヨキを振うには足場が悪いです。そこで、周辺に転がっている間伐材で作業足場を作ります。幅1mほどの回廊のように木の谷側に取り囲みました。山側は少し地面を削り平らに仕上げました。
 巨樹の先端近くから綱を張り、山側へ引きます。この木は谷側よりに重心があるからです。その為の綱を先端へ結ぶ為に巨樹に登りました。一番低い枝が、約10mの高さ、梯子の長さが7m。あと3mをロープ一本で登るのです。これはちょっとびっくりしました。登られたのは、御年70歳は行ってる大ベテラン。てっきり若い衆が登ると思っていたのですが、豈図らんや高齢者が登場だったのです。素手で登る技術は段々廃れているのでしょうかねー。撮影していると、ちょっとハラハラするのですが、ましらの如く、スルスルと40m近くの上空へ消えて行きました。
をはら筆
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