スポンサーサイト

--/--/-- -- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

青原氏来所

2011/02/14 Mon 17:20

 民映研に長く在籍していた青原氏が来所。青原氏なんて呼ばれるよーな奴じゃない。青ちゃんと親しみを込めて皆呼ぶ。僧籍も持つかわった人。
 その彼と彼が現在監督している記録作品「タケヤネの里(仮)」の助っ人カメラマンとして雪降る中、撮影に参加してきました。記録作品「タケヤネの里(仮)」は、これまた民映研に長く関わる高崎在住・竹皮編み職人の前島さんが希望しての作品。
九州八女市にだけ自生する竹「かしろ竹(皮白竹)」の竹の子の皮を利用して日用品を作る。この竹は竹皮が色白で美しく、薄く、柔らかく、丈夫なところがと特徴。雪駄などは、かしろ竹で編まれたものが上等。
 何故九州の八女だけにこの竹があるのか私は良く知らないのですが、数年前の台風被害で竹薮が壊滅的被害を受け、弱小手工業の竹業界ではその被害を支えきれず、放置されてしまいました。業界全体が高齢化したことも原因の一つでしょうか。高崎の前島さんは、この八女のかしろ竹の復活に奮闘しています。八女に出掛けては、自ら竹林整備を行っているそうです。この八女での作業も含めて記録映画に残している最中なのです。
 今回のロケでは、茶道の「炭手前」で使う羽箒作りと、日光下駄の代表各「御免下駄」を履いて東照宮を歩く神官の足下を撮影。羽箒は取っ手部分が竹皮で、御免下駄は下駄上面の草履部分が竹皮で編まれている。どちらの品も、それだけで一本の作品が作れる程奥が深く興味深いものでした。記録作品「タケヤネの里(仮)」は近く完成し公開されると思いますので、改めて紹介します。
 竹の子の皮と言うと、おむすびを包む茶色で硬い物を想像しがちですが、竹にもいろいろと種類があり、多様な商品を生み出したようです。随分昔から利用されていたと思いますが、土中ではすぐに分解してしまうそうで、遺跡などから出土する例は残念ながらないそうです。出土といえば、羽箒の重要なパーツは鳥の羽です。これも美しく、軽く、繊細なので、大昔から随分いろいろに利用されたと思いますが、取材先の羽箒仕立て師の師匠がテレビを観ていたら、4000年前のミイラを発掘する場面があり、ミイラに羽の飾りが付いるのを見て、師匠曰く「青サギの羽だ」。羽は4000年の時間を変化せずに残り、一瞬で何の鳥の羽かも特定できるんですね。
と、ここまで書いて思いましたが、ミイラは酸素が少なく保存状態が良かったから残った訳で、鳥の羽が丈夫という分けだけではないですね。保存が良ければ、竹皮も残るかもしれませんね。   をはら筆
スポンサーサイト
民映研の日常
バナー旧太田家新作報告 バナー対論日本3

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。